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【岐阜】参を飾る幻想的な竹筒灯 谷汲山華厳寺、日本遺産発信へ

ジャンル・エリア : イルミネーション | 展示 | 岐阜 | 神社・仏閣 | 芸術  2022年03月23日

竹明かりに照らされる参道=揖斐川町谷汲徳積で

竹明かりに照らされる参道=揖斐川町谷汲徳積で

 揖斐川町の谷汲山華厳寺で22日、竹筒に明かりをともして参道を照らす「竹のぬくもりイルミネーション」(揖斐川町観光協会主催)が始まった。点灯式があり、関係者が集まって会場の様子を確認した。4月10日まで。

 2019年、華厳寺を含む「西国三十三所観音巡礼」が文化庁の日本遺産に認定された。町は日本遺産を発信するため、三重県出身の竹あかり演出家、川渕皓平さんに竹筒などの製作を依頼。初めて開催した。

 仁王門を越えて寺に向かう参道には、33カ所ある札所の寺名が書かれた竹のあんどんや丸模様で細工した竹筒が並び、幻想的な空間が広がっている。

 揖斐川町観光協会長を務める揖斐川町の岡部栄一町長は「密にならないように工夫し、見て歩きながら楽しめる。コロナ禍の中で十分なPRができなかったが、若い人の発想を取り入れて日本遺産をより一層アピールしたい」と語った。

 点灯時間は午後6~9時。(問)揖斐川町商工観光課=0585(22)2111

 (市川勘太郎)