ジャンル・エリア ： 動物 | 愛知 | 生き物　 2022年03月25日

元気いっぱいに園内を走り回るチーズ（左）とバター＝岡崎市の東公園動物園で

　岡崎市欠町の東公園動物園で５日に生まれた雄雌２匹のヤギの赤ちゃんが一般公開されている。同園でのヤギの出産は２６年ぶり。

　雄のチーズ、雌のバターとも体長４０センチ、体高３５センチ、体重４キロほど。６歳の母親「いよ」と一緒に暮らしている。父親は市内の牧場で飼育されている。

　担当飼育員の向井みゆきさん（４６）によると、２匹とも園内を走り回り、母親の背中に飛び乗ったり、乳を飲んだりするなど元気いっぱいで、人への警戒心もないという。最近になって干し草を食べ始めた。

　２４日に訪れた家族連れらは「真っ白でかわいい」と声を上げ楽しんでいた。向井さんは「チーズはマイペースで、バターはおてんばな感じがする。すくすくと育ってほしい」と話した。　（鈴木渉太）