ジャンル・エリア : 三重 | 自然 | 花 2022年04月01日
鈴鹿市加佐登町にある加佐登神社の県史跡「白鳥塚古墳」付近で、紫ツツジ(コバノミツバツツジ)が咲きだした。今年は厳しい寒さが続いたためか、開花は昨年より10日ほど遅め。神社は、週明けには見頃を迎えると予想している。
神社の鎮守の森には500本ほどが自生し、古墳の南側に群生している。鈴本信彰宮司(54)が3月30日、10本近くが一気に見頃となったのを確認した。
白鳥塚は「日本書紀」「古事記」に登場する古代の英雄ヤマトタケルを葬ったとされる伝承地の1つ。家族連れらが史跡周囲の遊歩道を散策したり、拝殿近くのソメイヨシノの花見をしたりしている。(酒井直樹)