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【長野】乗って楽しむトラやライオン 愛好家浅香さんの段ボールアート展

ジャンル・エリア : オブジェ | 展示 | 甲信越 | 芸術  2022年04月05日

ライオンやトラを模した段ボールアートに乗って遊ぶ子どもたち=松本市島内公民館で

ライオンやトラを模した段ボールアートに乗って遊ぶ子どもたち=松本市島内公民館で

 松本市大手の段ボールアートの愛好家、浅香吉司さん(64)による作品展が、市内の島内公民館で開かれている。28日まで。

 浅香さんは6年ほど前から、趣味の鉄道模型が高じて列車を模した段ボール作品を制作。以来、動物や人形などにテーマの幅を広げた。

 段ボールを貼り合わせて竹で補強し、表面に紙を貼ってポスターカラーで彩色する。今回は、3月から運行が始まったアルピコ交通鉄道上高地線の車両「20100形」や、昔話の桃太郎の犬、猿、キジのお面など120点を並べている。

 トラやライオンを模した高さ80センチ、長さ1メートル50センチ1・5メートルほどの作品は人が乗って楽しめる。60箱分の段ボールをハンマーでたたいて貼り付け、強度を確保した。体重80キロの大人が乗っても壊れないという。 同市松島中1年になる女子生徒(12)は「アートがたくさんあってすごい。私も作ってみたいなあと思った」と目を輝かせていた。

 入場無料。開館は平日の午前8時半~午後5時15分。島内公民館=0263(47)0264
(大塚涼矢)