ジャンル・エリア : グルメ | 富山 | 特産 2022年04月06日
観光土産品の企画・販売会社「あいの風」(富山市黒崎)は、県産牛乳を使って新商品「とやまの牛乳 みるくジャム」を作った。
学校が春休みに入ると給食が無くなり、牛乳の原料となる生乳が大量に余って廃棄される恐れがあるとのニュースがこの春、広まった。生乳を使った商品が作れないかと急きょ検討し、クッキーなど数ある候補の中から生乳使用率が最も高いジャムに決めた。
とやまアルペン乳業(富山市林崎)の牛乳を使い、長野県のメーカーに製造を委託。3月中旬に完成し、4月1日に発売した。牛乳が苦手な人でも食べやすいソフトクリーム味で、パンやクラッカーに塗ったり、そのまま食べたりしてもおいしいという。
あいの風富山営業所の上田亮さん(36)は「富山の牛乳のおいしさを凝縮した商品。牛乳の消費喚起にもつながればいい」と話す。
瓶詰130グラム、税別600円。県内の道の駅や北陸自動車道上り・有磯海サービスエリアなどで販売しており、今後販路を増やしていく。 (平井剛)