ジャンル・エリア : まつり | イベント | 静岡 2022年04月12日
浜松まつり(5月3~5日)で、浜松市東区の子安町凧揚げ会は、今年で初参加から30周年を迎えるのを記念して約3.6メートル4方の十帖(じょう)凧を揚げる。
メンバーが10日、地元の子安神社で、大凧に糸を結び付ける糸目付けの作業をし、凧を完成させた。
町名の「子」の印が入った凧には、左上に「祝」、右下に「30周年」の文字を描いた。節目を迎えるに当たり、同凧揚げ会は3年前から凧の骨組みに使う竹を取りに行き、昨秋から本格的に製作。十帖凧は浜松まつりで揚げられる凧の大きさとしては最大で、同凧揚げ会が揚げるのは10年ぶりという。
この日、約50人が凧に穴を開け、30本の糸を丁寧に結び付けた。組長の中井謙吾さん(52)は「やはり十帖凧は存在感が違う。30年間受け継いで来た誇りを他町に見てもらいたい」と話した。 (坂本圭佑)