ジャンル・エリア ： オブジェ | 展示 | 福井　 2022年04月19日

餌に見立てた模型の葉をフクイティタンのモニュメントに掲げ、餌やり体験をする園児＝南越前町の北陸自動車道下り南条サービスエリアで

　南越前町の北陸自動車道下り南条サービスエリア（ＳＡ）に１８日、巨大な恐竜のモニュメントが登場した。県外の観光客らに「恐竜王国・福井」を発信しようと県が設置した。

　モニュメントは大型草食恐竜「フクイティタン」。県内で発掘された中で最大で、モニュメントは体長１０メートル、高さ６メートルの実物大にした。首が上下に動いたり、餌に見立てた模型の草を鼻に近づけると鼻息が出たりする仕掛けがある。

　この日は完成式があり、杉本達治知事らが出席した。同町湯尾保育所の園児１２人も参加し、式後に恐竜の餌やりを体験。草を近づけると首を下げて鼻息を荒くする様子に園児たちは驚き、はしゃいでいた。園児（５つ）は「かっこよかった。鼻から息が出て楽しかった」と話した。

　南条ＳＡ（下り）は完成を記念し、恐竜グッズが当たる抽選会や恐竜のお菓子などがもらえるキャンペーンを実施中。２４日まで。（堂下佳鈴）