ジャンル・エリア ： まつり | 甲信越 | 花　 2022年04月20日

鮮やかに咲くハナモモの前で、手ぬぐいを広げる熊谷代表（左）ら＝阿智村で

　阿智村で２０日に３年ぶりの花桃まつりが始まるのを前に、地元の園原地区の観光業者らでつくる「園原の里観光組合」は１９日、地区の観光名所を紹介する手ぬぐいを発売した。

　ハナモモを思わせる鮮やかなピンク色の布地に、月川温泉やスキー場「ヘブンスそのはら」など、園原地区の１８の名物をイラスト付きで紹介。地区を横切る東山道を目印に実際の地図に沿って配置されていて、観光マップとしても活用できる。

　長く愛用され地域の名所を思い返してもらえる商品を作ろうと、２０２０年から企画。昨年の花桃まつりに合わせて発売する計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大で２年連続の中止となったため、延期した。

　熊谷孝志代表（６４）は「大事に取っておいて、園原での楽しい思い出を忘れずにいてくれたら」と願う。

　地区内の宿泊施設や飲食店など、組合に加盟する１０の施設で取り扱う。価格は税込み１０００円。

　ハナモモは、２３日ごろにピークを迎える見込み。まつりは５月８日ごろまで。
　
（長崎光希）