ジャンル・エリア : イベント | グルメ | 特産 | 静岡 2022年05月02日
世界に静岡茶の魅力発信を目指す「世界お茶まつり」の春のお茶まつりウィークが1日に始まり、島田市金谷富士見町のふじのくに茶の都ミュージアムで開幕セレモニーがあった。イベントは15日までで、県内各地で新茶試飲やお茶を使う料理の提供などが行われる。
セレモニーは、県やお茶に関する有識者でつくる実行委員会のメンバーが参加。徳川家広会長代行が開幕宣言した後、顧問の川勝平太知事が、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に「お茶を通して平和な社会を築きたい。私たちは苦しんでいる人のため何ができるか考えつつ(まつりを)盛大に成功させたい」とあいさつ。お茶の知識を競う「Cha−1(チャワン)グランプリ」で入賞した中学生3人が入れたお茶で乾杯した。
イベントでは、県内約200の飲食店などでお茶を使った料理やスイーツが提供され、茶の都ミュージアムなど関連施設では新茶の飲み比べや手もみ体験などができる。
まつりは2001年から3年ごとに開かれ、10月下旬には秋の祭典がある。(問)実行委=054(202)1488
(中川紘希)