ジャンル・エリア : イベント | イルミネーション | 岐阜 2022年05月02日
ゴールデンウイークに合わせ、高山市荘川町新渕の野外博物館「荘川の里」で、住民有志によるイルミネーションイベント「荘川の里イルミネーション 2022」が開かれている。(島崎諭生)
日本一の連獅子で知られる同町の「飛騨荘川ふるさと祭り」がコロナ禍や住民の高齢化から終了になり、地元に大きなイベントがなくなることを受けて、住民有志による実行委が企画。昨年に続く2回目となった今回は、前年より約5000球多い約1万5000球の電飾を、敷地内の桜の木や遊歩道などに張り巡らせた。築200年以上の古民家などもライトアップし、幻想的な雰囲気を演出している。
また、新たに「光る絵プロジェクト」として、地元の保育園児らが描いた絵をガラス瓶約50個に張り、ランプシェードのように明かりをともして並べた。さらに、景観を撮影した写真を「#荘川イルミ」とハッシュタグを付けてインスタグラムに投稿すると、温泉「桜香の湯」の入浴ペアチケットや、地酒「どぶろく荘川桜」などが当たるフォトコンテストも企画した。
名古屋市から訪れた会社員男性(29)は「夜に古民家を見るのは初めてで、幻想的。写真を撮ったので、知人にも紹介したい」と話していた。
今後の開催は、3~5日と7~8日の午後7~9時。夜間の入場は無料。(問)荘川観光振興公社=05769(2)2044