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【愛知】堅守「リュウ」に安定「タツナミ」!? 竹島水族館で野球にちなむ魚展

ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 愛知 | 水族館 | 生き物  2022年05月25日

槽内を泳ぐミスジリュウキュウスズメダイ=蒲郡市竹島町で

槽内を泳ぐミスジリュウキュウスズメダイ=蒲郡市竹島町で

 プロ野球セ・リーグの6球団にちなんだ魚を紹介する企画展「水族館で野球展」が6月13日まで、蒲郡市の竹島水族館で開かれている。名前にリュウやトラなどが入った7種類をそろえた上、選手紹介風の説明文も添え、遊び心が光っている。

 沖縄などの暖かい海域に生息する「ミスジリュウキュウスズメダイ」は名前の「リュウ」を「竜」、「キュウ」を「9=ナイン」とかけ、中日ドラゴンズにちなんだ魚として展示。縄張り意識が強く、他の魚を寄せ付けないのが特徴といい、「守備では自分の持ち場をしっかりと守る」と説明文に記した。

 中日にちなんだ貝として紹介された「タツナミガイ」は水槽内でほとんど動かず、どっしりと構えている。

 阪神タイガースの「トラフシャコ」はシャコの仲間で、トラのような体のしま模様が目を引く。前方の脚でアサリなどの貝をたたいて割って食べるといい、「強力な打撃力がある」と紹介。東京ヤクルトスワローズの「ナンヨウツバメウオ」なども展示している。

 小林龍二館長は「魚と野球を組み合わせた竹島水族館ならではの企画展。楽しみながら魚のことを知ってほしい」と話す。火曜休館。
 (西山輝一)