ジャンル・エリア : イベント | 三重 | 動物 | 生き物 2022年05月27日
紀宝町の道の駅「ウミガメ公園」が、飼育するリクガメを屋外で公開する取り組みを始めた。元気よく歩き回る姿が好評となっている。
道の駅ではウミガメのほか、ケヅメリクガメやギリシャリクガメなど4種類、計10匹のリクガメを飼育棟「ウミガメハウス」で飼育している。
それぞれのリクガメの特徴を比べながら屋外で見てもらおうと、道の駅の屋外スペースに約4メートル四方の柵を設けて土を敷き、大型連休明けから雨が降っていない日中にリクガメを遊ばせている。リクガメは伸び伸びした様子で、柵の中に作られた水たまりで水浴びをする姿も見られるという。夜間は飼育棟に戻す。
リクガメに触れることはできないが、今後は餌を与えるイベントなどの開催を検討する。飼育員の伊藤柊也さん(23)は「外で過ごすそれぞれのリクガメの姿を見てほしい」と話す。リクガメは寒さに弱いため、屋外での公開は10月ごろまで。
(森雅貴)