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【三重】自治体や企業のロゴずらり 四日市の森さん「シンボルマーク展」

ジャンル・エリア : イベント | 三重 | 展示 | 芸術  2022年06月03日

今まで生み出したシンボルマークやキャラクターを紹介する森さん=四日市市諏訪町のYICで

今まで生み出したシンボルマークやキャラクターを紹介する森さん=四日市市諏訪町のYICで

 自治体やイベント、企業のロゴやキャラクターのデザインを多く手掛ける四日市市尾平町の森次男さん(70)の「シンボルマーク展」が、同市諏訪町の四日市国際交流センター(YIC)で開かれている。シンプルで親しみがわくデザインでありながら、メッセージ性も込められた作品36点が並ぶ。30日まで。

 YICや市地域防犯協議会のシンボルマーク、市のごみ減量キャラクター「リサちゃん」など地元で使われている作品や、桑名市制50周年(1986年)のマーク、伊勢鉄道の社章(87年)など市外で採用された作品も展示している。

 森さんは子どもの時から絵を描くのが好きで、四日市市の水九印刷に入社し、デザイン企画室に配属された。自分の実力を試そうと、デザインの公募コンペに挑戦。87年には埼玉県のヘルシー埼玉21県民運動のシンボルマークに全国の応募者から最優秀賞に選ばれ、県外にも活動の幅を広げた。

 森さんが心掛けているのは、求められるコンセプトをシンプルに表現すること。例えば、YICのマークは地球儀をかたどり、四日市の「Y」の字が支えているデザインとした。地球に描かれた笑顔は、国際親善を表す。1つのデザインを生み出すのに最低20種類の案を描き、それぞれを組み合わせたり削ったりして洗練させていくという。

 ウインドーショッピングや雑誌などでさまざまなデザインを見て流行の最先端を学び、センスを磨き続けている。森さんは「苦しみながら生まれた作品は、自分の子どものよう。感性を研ぎ澄ませて、これからも公募コンペへの挑戦を続けたい」と話した。

 森さんは四日市マジック愛好会「楽々」の代表も務めており、5日以降の土日には会場で手品を披露する。YICは月曜休館。YIC=059(353)9955

 (片山さゆみ)