【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】万葉線に北陸コカ新デザイン 『赤色→射水の朝』『黒色→高岡の夜』

【富山】万葉線に北陸コカ新デザイン 『赤色→射水の朝』『黒色→高岡の夜』

ジャンル・エリア : まちおこし | 乗り物 | 富山 | 鉄道  2022年06月06日

北陸コカ・コーラボトリングの新デザイン車両の赤色側

北陸コカ・コーラボトリングの新デザイン車両の赤色側

 高岡、射水市を結ぶ路面電車「万葉線」が5日、北陸コカ・コーラボトリング(高岡市)の新デザイン車両の運行を開始した。

 万葉線と北陸・コカ・コーラボトリングは1994年から炭酸飲料「コカ・コーラ」をデザインした旧車を運行しており、新デザインは3代目。北陸コカ・コーラボトリングの創業60周年を記念して一新した。

 新デザインは、同社の商品にちなんだ赤色と黒色のツートンカラー。赤色が射水市の朝、黒色が高岡市の夜を表し、ユリ、チューリップ、シャクヤク、ガーベラの花4種類、犬と猫、男性と女性のイラストを配置。2面性の世界観を高岡市在住のデザイナーが表現した。見る方向によって黒色の車体、赤色の車体、赤色と黒色の2色の車体に見えるユニークな配色になっている。

 北陸コカ・コーラボトリングは1962年6月5日に創業し、60年の節目の日に合わせて、高岡駅でデザイン車両をお披露目にした。同社の浅野弘昭専務は「斬新なデザインで、高岡市と射水市を盛り上げ、万葉線の利用促進につながれば」と話した。

反対側から見ると黒色の車体に見える=いずれも高岡駅で

反対側から見ると黒色の車体に見える=いずれも高岡駅で

 万葉線の中村正治社長は「万葉線開業20周年、ドラえもんトラム運行10周年の節目で、新デザイン車両は街の新しい顔としてアフターコロナの新たなスタートに勢いをつけてくれる」と注目度に期待した。(武田寛史)