ジャンル・エリア : 展示 | 神社・仏閣 | 静岡 2022年06月08日
梅雨入りを前に、袋井市の法多(はった)山尊永寺で、色とりどりの傘による「アンブレラスカイ」が境内を華やかに演出している。
昨年に続く2回目の試み。同寺境内のだんご前広場では赤や青、虹色や猫をあしらったステンドグラス風の傘72本が青空に映え、傘から透けた日差しが石畳を彩っている。
同寺によると、傘が開いた状態での展示のため、傘を固定する強度を上げる強風対策を施したほか、雨や日差しで色落ちした傘を定期的に交換するなどして、展示を維持していくという。
カメラを向ける参拝者の姿が多く見られるなか、沼津市から訪れていた女性(30)は「石畳に映る傘の影が水彩画のよう。スマートフォンで撮影し良い思い出になりました」と笑顔で話していた。
展示は8月末までの予定。 (山田英二)