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【三重】今年も出発!ラベンダー列車 伊賀鉄道、車内に造花と癒しの香り

ジャンル・エリア : テーマパーク | 三重 | | 鉄道  2022年06月15日

ラベンダーの造花や香りで彩られた車内=伊賀市上野丸之内で

ラベンダーの造花や香りで彩られた車内=伊賀市上野丸之内で

伊賀市の伊賀鉄道が来月10日までの期間限定で、ラベンダーの香りが楽しめる列車「アロマ&フラワートレイン」の運行を始めた。広大なハーブガーデンを所有する同市霧生の観光施設「メナード青山リゾート」とのタイアップ企画で、ラベンダーの開花時期に合わせ、2010年から毎年運行している。

 対象となる車両は、いずれも2両1編成の緑色の忍者列車と、同鉄道のマスコットキャラクター「ふくにん」をあしらった列車のうち各1両。メナード青山リゾートが協力し、車内に造花や紫色の紙を飾りつけた。ラベンダーの香りのビーズを包んだてるてる坊主もつるし、癒やしの香りで満たした。

 同鉄道総務企画課の中村光宏課長補佐は「梅雨の時期に乗車し、気分をリフレッシュしてほしい」と話す。列車の運行時刻は前日午後5時以降に上野市駅で確認できる。

 同リゾートは、8ヘクタールのハーブガーデンで年間約250~300品種を栽培。ラベンダーはこのうち0.8ヘクタールで濃紫など3品種を育て、今月20日ごろに見頃を迎える。入園料は中学生以上1100円。来月10日まで毎日、花とハーブの摘み取り体験(500円)も実施している。

 (問)メナード青山リゾート予約センター=0595(54)1326

 (新居真由香)