ジャンル・エリア : 乗り物 | 富山 2022年06月22日
富山市の富山空港ターミナルビルは、会社創立40周年を記念してオリジナルグッズを作った。ターミナルビル2階の売店「まいどは屋」で販売している。
グッズは4種類。空港滑走路をイメージした横長のランウェイタオル、整備中の航空機の機器や装置に取り付けられるフライトタグ(2種類)、立山連峰上空を飛ぶ飛行機をデザインしたマグカップ。これとは別に、航空写真家のルーク・オザワさん、チャーリィ古庄さんが監修した2種類のステッカーも用意した。
同空港のオリジナルグッズはこれまで日本酒しかなかった。同ターミナルビル営業課長補佐の宝島(たからしま)靖子さん(46)は「フライトタグやステッカーは各地の空港でも作られていて、愛好家の人気が高い商品」と述べ、グッズを収集する目的で富山空港を訪れる人が増えてほしいと期待する。
今後は子ども向けの文具やおもちゃなども充実させていく。宝島さんは「コロナ禍で旅客需要が落ち込んだ分を少しでも挽回できたら」と話す。
テレワーク対応ブース ビル2階に設置、誰でも無料
富山空港ターミナルビル2階に、テレワーク対応のビジネスブースが設けられた。誰でも無料で、1日最長2時間利用できる。
国内線の出発ロビーに2室、搭乗待合室に1室を設置。広さ1.4平方メートル、高さ2メートルの個室タイプで、専用Wi-Fiや電源、パソコン用モニターを完備。遮音性にも優れているため、周りを気にせずウェブ会議などが開ける。
利用時間は午前6時半~午後8時半。会員登録後に専用サイトから予約ができる。設置した県航空政策課の担当者は「当面は無料で提供し、利用状況を見て今後の運営法を判断したい」と話す。(平井剛)