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【岐阜】升でビールをぐいっと 大垣「masu cafe」が限定販売

ジャンル・エリア : グルメ | 岐阜 | 工芸品  2022年06月30日

木升でクラフトビールを味わう「枡セッションIPA」=大垣市東外側町の「masu cafe」で

木升でクラフトビールを味わう「枡セッションIPA」=大垣市東外側町の「masu cafe」で

 大垣市の木升製造販売「大橋量器」が運営する「masu cafe」(大垣市東外側町)は、クラフトビールを升で味わう「枡(ます)セッションIPA」を販売している。65セット限定で、7月31日まで。

 クラフトビールの定期便を手掛ける「meuron(ミューロン)」(東京)と、クラフトビール醸造「MARCA BREWING(マルカブリューイング)」(大阪市)が伝統文化の魅力を広めようと、共同開発した。

 苦みのあるビールとヒノキの香りが強い升は通常は相性が良くないとされる。ただ、日本酒から着想した清酒酵母とオレンジピールを使用し、ヒノキの香りを引き立てるスッキリとした味わいに仕上げた。

 枡セッションはイートインのみで販売し、使用した一合升は持ち帰りできる。7月には夜間の営業も予定する。大橋量器営業部の鈴木沙也加さん(25)は「ヒノキの香りで、たるからビールを飲むような体験ができる。伝統文化を存分に楽しんでもらえたら」と話す。値段は1セット990円。 (成田はな)