ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 鉄道 2022年07月05日
春日井市と岐阜県多治見市にまたがる旧国鉄中央線廃線跡「愛岐トンネル群」で、恒例の「森のビアホール」がことしも16日~8月28日の土日祝日に開かれる。廃線跡入り口に近い3号トンネル周辺にテーブルと椅子を並べる。事前予約制。
この時季のトンネル群は自生するモミジが青々と茂り、トンネル内の温度は市街地より体感で5度以上低く、夏の暑さを忘れるほどという。会場では生ビール(500円)や缶チューハイ(300円)のほか、サボテンと豚肉を串焼きした「サボマ」(400円)などが楽しめる。
午後1時と午後3時からの2部制で、ともに定員60人。入場料200円を含め、料金はチケットで支払う形で、当日会場で1冊1000円(100円券10枚つづり)で現金のみで販売。予約は特設サイトで、利用したい日の3日前まで受け付ける。
トンネル群は、NPO法人「愛岐トンネル群保存再生委員会」が春と秋に特別公開しており、森のビアホールはそれ以外で中に入れる貴重な機会。主催する春日井市観光コンベンション協会の担当者は「市街地の喧噪(けんそう)から離れて、暑さも忘れてひとときを過ごしてほしい」と話している。
会場はJR定光寺駅から庄内川沿いを上流へ300メートルほど。付近に駐車場はない。(問)同協会=0568(81)4141
(小林大晃)