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【静岡】「懐かしの給食」総菜、人気沸騰で販売延長 駿河区・天神屋

ジャンル・エリア : グルメ | 静岡  2022年07月15日

学校給食を再現した「懐かしの給食シリーズ」=静岡市駿河区で

学校給食を再現した「懐かしの給食シリーズ」=静岡市駿河区で

 県内で弁当や総菜を扱う天神屋(静岡市駿河区)が4月に発売した学校給食を再現した総菜「懐かしの給食シリーズ」が人気を博している。5月末までの期間限定販売の予定が、想定を上回る売り上げを受け、7月末まで延長された。 (三沢聖太郎)

 販売しているのは、1976(昭和51)~2017(平成29)年に静岡市内の小中学校で提供されていたレシピを再現した「ソフトめん ミートソース」(537円)と「さくらごはん」(230円)。ミートソースは当時のレシピを使って、市内の学校給食センターの栄養士の協力も得ながら完成させた。モッツァレラチーズやチャツネが入り、奥深い味に仕上がっている。

 さくらごはんは、しょうゆと酒、塩で炊いたご飯で、薄い桜色に見えるのが名前の由来といわれている。懐かしのアルミの容器に入れて提供している。

 6月末までにミートソースだけで1万食以上を売り上げた。予想以上の反響を受け、6月からは、現在の給食メニューで人気のある「えびピラフ」(300円)の販売も開始した。

 広報担当の鈴木実里(みさと)さんは「懐かしい学校の味をご家庭でも楽しんでいただけたら。ミートソースは栄養価も高く、お年寄りにもお薦めです」と話す。