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【静岡】軒下で傘とてるてる坊主が和気あいあい 浜松・井伊谷宮

ジャンル・エリア : 展示 | 神社・仏閣 | 静岡  2022年07月19日

軒下に飾られた、カラフルなてるてる坊主と和傘の飾り=浜松市北区の井伊谷宮で

軒下に飾られた、カラフルなてるてる坊主と和傘の飾り=浜松市北区の井伊谷宮で

 雨の日を晴れやかな気分で過ごしてもらおうと、浜松市北区引佐町の井伊谷宮(いいのやぐう)(岡部和弘宮司)で、カラフルなてるてる坊主や小さな和傘が展示され、参拝者の目を楽しませている。

 展示は、境内にある資料館の改築を機に昨年から始めた。赤や青、緑などの布を使ったてるてる坊主約150個と、小さな和傘約180個が、同館の壁一面を彩っている。いずれも地元の手芸愛好家らが制作し、汚れたものは取り換えているという。

 境内には参拝者が願い事を書いた短冊(有料)がてるてる坊主と一緒に飾られている場所もある。「家族全員、健康でいられますように」「おにごっこで足が速くなりたい」などと書かれた短冊が風に揺れていた。

 展示を企画した権禰宜(ごんねぎ)の岡部訓亮(くにあき)さん(31)は「今年は早い梅雨明けだったが、突然の豪雨や雷の日が多い。てるてる坊主の力で適度な雨に変えてくれれば」と話した。

 展示する飾りは季節や行事で入れ替える。8月からは風車に替える予定。 (斉藤直純)