松阪市飯高町波瀬の波瀬植物園で、ヤマユリが開花のピークを迎えた。ヤマユリは市の花でもあり、地元では「波瀬ゆり」と呼ばれて親しまれている。見頃は今月末ごろまで。
ヤマユリはユリ科の多年草で、直径20センチほどの大きな花を付ける姿から「ユリの王様」とも称される。植物園では、20年以上前から園内の各所に計150株が植えられていて、華やかな見た目と甘い香りで訪れる人を癒やしている。
植物園の職員、湯浅政治さん(67)は「花がすごく大きく、香りも強い。ぜひ見に来てほしい」と話している。 (清水悠莉子)