ジャンル・エリア : 自然 | 花 | 近畿 2022年07月27日
旧中山道宿場町の醒井宿(米原市醒井)沿いの地蔵川で、梅花藻が透き通った水中にかれんな花を咲かせ、涼しげな風景を演出している。8月下旬まで楽しめる。
キンポウゲ科の沈水植物で、白く小さな梅に似た花を付けることから名が付いた。宿場町を流れる400メートルほどに群生している。
市によると、今年は5月下旬に開花。7月に入ると雨が続いた影響で水位が上がり、花が減ってしまった。晴れの日が1週間ほど続けば、水位も花の数も戻るという。
多くの家族連れや写真愛好家が訪れ、清流にゆらゆらと揺れる花を思い思いに楽しんでいる。京都府八幡市から夫婦で訪れた男性(65)は「花がかわいらしく、癒やしになった」と話した。(松田雄亮)