ジャンル・エリア : イベント | 展示 | 生き物 | 石川 2022年08月04日
大きさ自慢や捕まえるイベントも
県ふれあい昆虫館(白山市八幡町)が、子どもたちに人気のカブトムシ8種や、クワガタムシ12種を展示する企画展「世界のカブトムシ・クワガタムシ」を開催している。指定された昆虫を捕まえると景品がもらえるイベント「昆虫WANTED(ウォンテッド)」や、カブトムシのサイズを競う「ぼくの、わたしのカブトじまん」も展開。虫たちとの夏を楽しめる。 (吉田拓海)
世界最大のヘラクレス・オオカブトや、最重量級のアクタエオン・ゾウカブト、虹色に輝くニジイロクワガタなどを、飼育ケースで展示している。職員が段ボールなどの廃材を使って手作りした約4メートルのヘラクレス・オオカブトの巨大モニュメントも飾ってある。
昆虫ウォンテッドには、初級アマチュア、中級セミプロ、上級プロと、3段階のハンターランクがあり、ランクごとに、ミヤマクワガタなどの指定された昆虫を4種ずつ設定。各ランクをクリアするごとに、昆虫のピンバッジなどがもらえる。企画展とともに31日まで。
カブトじまんは、自分で捕まえたり、育てたカブトムシの大きさを競う。期間中は、上位20位までの大きさランキングをモニターに掲示する。3位までの人にはカブトムシの標本を贈る。14日まで。
石川卓弥学芸員(49)は「夏は、多くの昆虫が見られる季節。熱中症にも気をつけながら、昆虫採集などで楽しい夏休みを満喫してもらえれば」と話した。