ジャンル・エリア ： イルミネーション | 山 | 石川　 2022年08月10日

７色の「灯り」＝白山市尾添で

　白山麓の夏の夜をイルミネーションで彩るイベント「灯（あか）りでつなぐ白山」が、白山市尾添（おぞう）の白山一里野温泉スキー場で開かれている。青色と７色の光が交互にゲレンデできらめき、幻想的な光景に訪れた家族連れや若者たちが見とれていた。９月２５日まで。
　
　「灯り」は約１万３０００個のＬＥＤライト。毎夜、日没から約４時間点灯。青色は手取川を、７色は霊峰白山に至る登山道の加賀禅定道（ぜんじょうどう）をそれぞれ表現しており、３０分ごとに変わる。
　
　４日の記録的な大雨で、スキー場のある一里野温泉周辺では一時断水するなどの被害があった。青い灯りは癒やすように、虹色の灯りは励ますように輝いていた。
　
　１１～１４日の夜にはゴンドラが運行し、空中や山頂からイルミネーションを眺めることができる。運行は午後５～９時（上り最終は同８時）。大人１２００円。小人１０００円。
　
　「灯り」のイベント期間中の日曜とゴンドラの夜間運行日には、「白山への奉納音楽会」も開催。１４日までは午後７時から、２１日以降は午後６時から開演する。（飯田克志）

青色の「灯り」＝白山市尾添で