ジャンル・エリア : 富山 | 神社・仏閣 2022年09月09日
10日の中秋の名月を前に、南砺市の高瀬神社は、折り紙で月とウサギを形作ったつるし飾り120個を全長30メートルほどの参集殿テラスに取り付け、参拝客を迎えている。 (広田和也)
飾りは、祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)の神話にちなんで拝殿に「なでうさぎ」の銅像を設置していることから、十五夜や十三夜などの風習に触れながら、豊作を願ってもらおうと初めて設置。神社の職員2人が、白と黄色の折り紙で月の上に立つウサギの飾りを作り、その下には短冊も付けた。10月8日の十三夜まで。
拝殿では、新型コロナウイルスの終息を願い、色鮮やかな風車250個を天井からつるしている。一昨年から毎年実施し、今年は病魔を払うとされる赤色の風車を多く設置した。