ジャンル・エリア : まちおこし | イルミネーション | テーマパーク | 三重 2022年11月18日
伊勢市のテーマパーク「伊勢忍者キングダム」が19日、夜間営業「ナイトキングダム」を始める。高さ43メートルの安土城原寸大レプリカに、燃え上がっているような映像を照射するプロジェクションマッピングや庭園のライトアップなど、光を使った幻想的な空間で客を迎える。(高橋信)
伊勢志摩地域では夜間に遊べる場所が少ないことから、活気をもたらそうと企画した。プロジェクションマッピングは、安土城や庭園、エスカレーター天井など園内6カ所で上演する。
昼営業との差別化を図り、幻想的な雰囲気を演出するため、映像は、豪華絢爛(けんらん)を尽くした織田信長が神々の怒りを買い、安土城が炎上するという架空の物語を映しだしている。映像は各場所で1~5分。
運営会社の五十子京子社長(66)は「新型コロナウイルス感染拡大で、観光地は疲弊しているので元気にしたい。地元の人も観光客も、迫力のある映像と音楽を楽しんでもらいたい」と話した。
夜間営業は、昼の営業終了後、午後6時に再度開園する。午後9時半まで。大人2000円。濃霧で光が拡散する場合は、安土城の上映は中止し、後日使える招待券を配布する。