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【石川】輪島・冬の名物 変わらぬ味わい 「杉平」水ようかん作り始まる

ジャンル・エリア : グルメ | 特産 | 石川  2022年11月21日

水ようかんを仕込む杉平淳一さん=輪島市鳳至町稲荷町で

水ようかんを仕込む杉平淳一さん=輪島市鳳至町稲荷町で

 輪島市中心部で冬に味わう習慣がある「水ようかん」の製造が市内の和菓子店で始まった。鳳至町稲荷町の「杉平」では19日、店主の杉平淳一さん(75)が仕込みをし、作業場にはあんこの甘いにおいが漂った。

 杉平では13日から今季の製造を始めた。寒天とあんこ、砂糖などを1時間ほど煮詰め、木枠や紙の箱に流し込んでいく。1日おくと固まり、店頭に並ぶ。生産のピークは年末にかけてで多い日にはあんこ70キロを使い、1日中作り続けるという。

 夏に冷やして食べる印象のある水ようかんだが、輪島では冬に食べるのが当たり前。杉平さんは「なぜかというのは分からないが、昭和10(1935)年に父が店を開いたときから、冬に作っていた」と語る。「お客さんはいつも同じ味を楽しみにしている。今年も変わらず届けたい」と話した。製造は来年3月まで続く。(日暮大輔)