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【静岡】大きな飛躍を 掛川の粟ケ岳などにウサギのオブジェ

ジャンル・エリア : オブジェ | 文化 | 静岡  2022年12月27日

茶草を使用した粟ケ岳山頂のウサギのオブジェ=掛川市東山で

茶草を使用した粟ケ岳山頂のウサギのオブジェ=掛川市東山で

 掛川市東山の粟ケ岳山頂と、同市倉真の交流施設「こんにゃく亭」に、来年の干支(えと)にちなんだ巨大なウサギのオブジェが飾られている。それぞれ個性豊かな仕上がりで、訪れる人を楽しませている。

 粟ケ岳山頂のウサギは、地元の東山地区が、世界農業遺産「静岡の茶草場農法」による茶生産の実践地とあって、茶草約500キロを使用しているのが特徴。茶草はススキやササで、乾燥させて茶畑の畝間に敷くと、茶の味や香りが良くなるといわれている。

 伝統的農法を干支オブジェでPRする取り組みは今回で7回目。山頂休憩施設を運営する茶文字の里東山の役員やボランティア7人が、4日がかりで制作した。耳を含めた高さは約7メートル、胴回り約8.5メートルの大きさで、山頂から見下ろす姿は迫力がある。

 茶文字の里東山の田中鉄男社長(74)は「柔らかい草を選んで顔の表情、手の動きをかわいらしく表現した」と語った。

こんにゃく亭では仲良く餅つきするウサギのオブジェ=掛川市倉真で

こんにゃく亭では仲良く餅つきするウサギのオブジェ=掛川市倉真で

 こんにゃく亭では昨年に続き、2度目の干支オブジェが設置された。高さは2.7メートルで、2匹のウサギが向かい合い、仲良く餅つきする姿。倉真地区まちづくり協議会の主催で、約10人の地域住民らが制作に関わった。軽トラック1杯分の稲わらを使い、約3週間かけた力作になっている。 (中野吉洋)