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【愛知】名古屋の鶴舞公園、リニューアル完了 芝生広場やカフェ、スーパーも

ジャンル・エリア : グルメ | 愛知 | 果物 | 特産 | 野菜  2023年05月30日

鶴舞公園の「正面南」エリアにオープンした店舗。JR鶴舞駅からのアクセスもいい

鶴舞公園の「正面南」エリアにオープンした店舗。JR鶴舞駅からのアクセスもいい

 名古屋市昭和区の鶴舞公園のリニューアル工事が終わり、飲食店などが入る商業施設「TSURUMA GARDEN(ツルマガーデン)」が27日にオープンした。カフェやスーパーなど14店舗が入り、開店初日には、多くの人がお目当ての品を求めて列を作る人気ぶり。訪れた人たちからは、おしゃれで便利に生まれ変わった公園を歓迎する声が上がった。

 再整備されたのは、JR鶴舞駅近くの「正面南」と、名古屋大付属病院付近の「秋の池」、園東側の小高い立地にある「熊沢山」の3エリア。飲食店は、正面南と秋の池の2つのエリアにオープンした。もともと雑木林だった自然豊かな熊沢山エリアは、芝生広場や園路などが整備され、明るく開放的な雰囲気の中で散策や休憩を楽しめるようになった。

 正面南エリアには、カフェやフルーツタルトの店など11店舗が入る。このうち1927年創業の老舗「山田餅本店」は、くずを凍らせた「くずバー」など、食べ歩きしやすい和菓子を販売。ゴミが出ないようにもなかで作ったトレーで提供する商品もある。同社の山田克哉社長(64)は「公園での時間を楽しんでもらえるように商品に工夫をこらした」と話す。

 秋の池エリアには、カフェの他、野菜や総菜、精肉を販売するスーパーなど3店舗がオープン。スーパーは果物も多く取りそろえ、付近にある名大病院の利用者や見舞客にも重宝されそうだ。

園内にオープンしたスーパー。果物や野菜が充実している=いずれも名古屋市昭和区の鶴舞公園で

園内にオープンしたスーパー。果物や野菜が充実している=いずれも名古屋市昭和区の鶴舞公園で

 訪れた家族連れも、リニューアルされた公園を楽しんだ様子。中区の小学1年生の児童(6つ)は「スーパーの唐揚げがおいしかった」と満足そうな表情を浮かべていた。母親(40)は「鶴舞公園には週に1度ほど子どもを連れてくるが、これまではあまり飲食店がなかった。おしゃれなお店が増えて、買い物もできるので便利になってうれしい」と話していた。

 鶴舞公園は1909年に市が最初に設置した公園。開園から110年以上がたって老朽化する中で、ふらりと立ち寄れる憩いの場所として再整備するため、リニューアル工事が行われてきた。市は、民間の資金やノウハウを活用してにぎわい創出を目指す「Park−PFI」制度を利用した。正面南エリアにあったベビーゴルフ場は再整備に伴って廃止された。

 (細川暁子、八木一晃)