【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【富山】芸術の窓 のぞいて まぶちちかさん初個展 富山

【富山】芸術の窓 のぞいて まぶちちかさん初個展 富山

ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品 | 芸術  2023年12月01日

富山市での初個展をPRするまぶちちかさん=同市古沢の富山ガラス工房で

富山市での初個展をPRするまぶちちかさん=同市古沢の富山ガラス工房で

ピエロ着想のガラス作品

 富山ガラス工房(富山市)所属の作家まぶちちかさん(29)=広島県出身=が、富山市内での初個展「小さな窓をのぞく」を同工房で開いている。子どもの頃からたくさんの絵本を読んで、自身の中で形作ってきたという世界観を、展示空間全体で表現している。10日まで。(西川侑里)

 まぶちさんによると、制作の原点になっているのはピエロ。幼い頃に「人を笑わせるのに、心が読み取れなくて怖い」と苦手意識があったものの、次第にその二面性にひかれるようになったという。

 初個展で6体並べたつぶらな瞳の“生き物”は、ピエロに着想を得た代表作。背丈15センチほどで、葉っぱの傘を持って長靴を履いている。「街の中にぽつんといるイメージ。見る角度や高さによって表情が変わる」のが特徴という。

 この他にも、吹きガラスで作った、ピエロがつま先立ちをしたようなデザインの花器やグラスなど計約50点を展示している。

 まぶちさんは来年3月に5年間所属した工房を出て市内で制作を続ける予定。「今回はやりたいことを自由にさせてもらえた」と振り返る。「小さい窓をのぞくイメージで物語を感じてほしい」と来場を呼びかけている。作品は購入もできる。