【本文】

  1. トップ
  2. お出かけニュース
  3. 【静岡】「ゴジラ-1.0」のロケ地は浜名湖や遠州灘 浜名湖SAに実物大足跡を展示

【静岡】「ゴジラ-1.0」のロケ地は浜名湖や遠州灘 浜名湖SAに実物大足跡を展示

ジャンル・エリア : サブカルチャー | 展示 | 静岡  2024年03月12日

東名高速道路浜名湖サービスエリアにあるゴジラの足跡=11日、浜松市浜名区三ケ日町で

東名高速道路浜名湖サービスエリアにあるゴジラの足跡=11日、浜松市浜名区三ケ日町で

 「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」の受賞に、撮影があった浜松市では、観光振興への期待が膨らんだ。一方、焼津市では、初代ゴジラの着想を促したとされる「ビキニ事件」を改めて知ってもらうきっかけになれば、と願う声があった。

 浜名湖や天竜川沖の遠州灘で今作品の撮影があり、ゴジラと人間が海上で対峙(たいじ)するシーンになった。浜松市は撮影の支援だけでなく、宿泊先やロケ弁の紹介などで映画製作をサポート。昨年11月3日の公開に合わせ、市内のイベントでPRにも努めた。

 受賞に、中野祐介市長は「市民全員で祝意を表すとともに、今後もすばらしい作品づくりを支援していきたい」。市フィルムコミッション推進室の原田憲治室長は「観光客増による地域の活性化に貢献していきたい」と話した。

 撮影地に近い東名高速道路浜名湖サービスエリア(浜松市浜名区三ケ日町)には、実物大のゴジラの足跡(縦約15メートル、横約11メートル)が設置されており、展示期間は26日まで。

 初代のゴジラの映画は1954年11月3日に公開された。焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が太平洋ビキニ環礁で、米国の水爆実験により被ばくしたビキニ事件の8カ月後。ゴジラの生みの親で東宝のプロデューサー、故田中友幸さんはこの事件からゴジラを着想したといい、眠っていた恐竜が水爆実験で目覚めて東京を襲うとのアイデアを考案した。

 被ばく70年に合わせ、市歴史民俗資料館で開催中の特別展「ヤイヅ1954 The Year of Fukuryu―Maru」では、初代ゴジラのポスターを展示。学芸員は「公開時、焼津には映画館があり、たくさんの人が鑑賞したと聞いている」と話した上で、「世界的に知られるゴジラが第五福竜丸から着想を得たことを知ってほしい」と望んだ。 (木造康博、高橋健一)