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  3. 魅力再発見Thainess 厳かな仏教文化が息づくタイらしい景色の中を歩く

ローカルエリアには驚き満載!タイらしさ、古き良き姿残す町
活気溢れる路地裏の市場をすり抜けていく電車。水上に開かれたマーケット。物語に出てきそうな木の根に囲まれた寺院まで、信じられない面白さと驚きに溢れるローカルエリア。そこに生きる人々の生活様式に触れ、交流することで微笑みの国の、人の温かさに触れることができるだろう。

水上マーケットと菩提樹に囲まれた寺朝焼けの町に活気ある声が響く

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 バンコクから車で約1時間30分。お目当ては伝統的な文化の残るダヌムンサドゥアック水上マーケットだ。ここでの移動は小舟を借りて、迷路の様に入り組んだ運河へ出発。川の両岸や行き交う船には食べ物や装飾品など様々なものが売られ、すべて船に乗ったまま購入する。市場だけあって、早朝の賑わいは相当なものだ。時ににぎやかに、時に情緒的に、何百年も変わらない水の流れや景色とともに、当時の文化に思いを馳せたい。

 マーケットからほど近い場所には、建物全体が菩提樹の根に囲まれたバンクン寺がある。根の中ともいえる建物の中心には黄金色の仏像が鎮座し、そこに漂う不思議な緊張感からは、アユタヤの寺院郡とはまた違った宗教文化の一面を見ることができるだろう。

軒先ギリギリをすり抜けて走る電車メークロン市場とタイの名産品

 ローカルエリアの目玉となるのは、何と言ってもメークロン市場。線路の上に続く市場は人一人がやっとすれ違える程の幅しかなく、品物を求める人や多くの観光客で賑わいを見せる。もちろん線路だけではなく、その左右にも店が軒を連ね、まるでここに置いてない食べ物はないのでは?と思う程の品揃えと店の多さに驚かされる。市場を通り抜ける列車は一日に数本しかないため、一目見ようと運行時線路は騒然となるが、あくまで地元の人々の生活の場となるためマナーも守って観光したい。とはいえ、目の前をかする程間際を走る電車の迫力もさることながら、当然のように店の軒をたたみ電車をよけ、何事もなかったかのように元の市場に戻っていく様は、ただただ驚きだ。

 雑踏に少し疲れた時はラーマ二世が生まれた場所でもあるラーマ二世記念公園へ。この地方の伝統的な高床式木造家屋が博物館として解放されており、昔の暮らしや伝統文化を紹介している。広大な敷地には青々とした芝生の広場が広がり、水路や池に咲く蓮が彩りを添える風光明媚な施設ではゆっくり散策を楽しみたい。

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企画・制作/中日新聞広告局

2015年05月11日

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