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  3. 魅力再発見Thainess 厳かな仏教文化が息づくタイらしい景色の中を歩く

さまざまな祈りのかたち 神秘的なタイの祭典
時に猛々しく戦い、時に陽気に新年を祝い、時に厳かに魂を送り清める…。仏教や王室とのかかわりが深いタイにおいて、人々はさまざまな祈りを形にし捧げてきた。そんなタイの文化を象徴する数々の祭りもタイらしさの一つだ。祭りにはどれも気軽に参加することができるので、地元の人々とともに、声援を送ってみるのも面白い。

熱気渦巻くムエタイ祭り 臨場感溢れる迫力の戦い

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 アユタヤで3月中旬に行われた「ムエタイ・フェスティバル」。タイの国技でもあるムエタイの祭りがアユタヤで行われるのは、およそ250年前のアユタヤ王朝時代、英雄となったムエタイの戦士ナイ・カノムトムに敬意を払う儀式が始まったことから。言葉は分からずとも飛び交う拳や宙を舞い戦う姿は見ているだけでも興奮を覚える。タイでは小さい頃から男の子はムエタイ、女の子は舞踊を修めると言うが、参加者には女の子の姿も多く、ワイ・クルー(試合前に舞う師や神仏への祈り)を練習している姿は立派な戦士だ。

 開催地となるアユタヤ歴史公園は広大な敷地に王朝時代の数々の遺跡群が残り1991年には世界文化遺産にも登録されている。会場では格闘技のパフォーマンスの他に工芸品などの屋台もあり、ムエタイの試合観戦を中心に一日を通して楽しむことができる。そのなかに名をつらねている日本人選手に出会った。選手の名前は福田海斗(キング・ムエ所属)。愛知県出身・若干16歳の高校生だ。この日の勝利で見事にWPMF世界フライ級チャンピオンに。そんな彼の存在はタイの文化を知るよいきっかけとなることだろう。これからの活躍に期待したい。

花火や音楽、演舞や展示など 1年を通して開催される祭

 4月に入り、最も気温の上がる季節を迎えるタイ。それに合わせて4月には水を掛け合い新年を祝う「ソンクラーン祭」が開催。雨期が過ぎ、11月には神秘的な灯籠流し「ロイクラトン」が。また、世界遺産を囲むチャオプラヤー川ではボートレースが行われ、12月にはアユタヤ最大の祭典「アユタヤ世界遺産祭り」が盛り上がりを見せる。極彩色に彩られたワット・プラシーサンペットを始め、遺跡群の至る所でアユタヤの歴史を紐解いたイベントが開催されており、語り継がれる伝統や歴史を感じ、神秘的なタイの魅力に触れることができるだろう。

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アユタヤで楽しむイベント&フェスティバル

1月中旬
バンサイ地方の美を堪能する 「バンサイ美術&工芸祭」
Bang Sai Art & Craft Fair

3月中旬
国中のムエタイ選手が集結 「ムエタイ・フェスティバル」
World Wai Kru Muay Thai Ceremony and Miracle Muay Thai Festival

4月13日~15日
水掛けで新年を楽しく祝う 「ソンクラーン祭り」
Songkran Festival

11月
水面に浮かぶ幻想的な灯篭 「ロイクラトン」
Loi Krathong

11月中旬
チャオプラヤー川で熱戦 「ボートレース」
Boat Race

12月5日
アユタヤが一大歴史パークに 「アユタヤ世界遺産祭り」
Phra Nakhon Si Ayutthaya World Heritage Fair

企画・制作/中日新聞広告局

2015年05月11日

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