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【富山】地元出身アスリート 身近に

ジャンル・エリア : スポーツ | 富山 | 展示  2022年03月31日

常設展示された中山楓奈選手のサイン入りユニホームとボード=富山市婦中町下轡田で

常設展示された中山楓奈選手のサイン入りユニホームとボード=富山市婦中町下轡田で

 昨年の東京五輪スケートボード女子ストリートで銅メダルを取った富山市出身の中山楓奈選手(16)のサイン入りユニホームとボードが30日、同市婦中町下轡田のストリートスポーツパークに常設展示された。 (山岸弓華)

▽五輪銅・スケボー 中山楓奈選手
 「富山でボードなど展示」

 同パークは、中山選手がスケートボードを始めた小学生時代から練習拠点としている。ユニホームとボードはレプリカで、管理棟内に展示。管理棟の入り口には、中山選手の功績を紹介する縦2メートル、横1メートルのパネルも設置した。観覧無料。

 市スポーツ健康課の浅島利信課長代理は「パークを起点として、スケートボードが盛り上がっていってほしい。足を運ぶきっかけにしてもらえれば」と話した。中山選手は県勢では最年少のメダリストで、市特別表彰、県民栄誉賞を受賞した。

▽パラ・藤井選手、岩井選手 ロッテ・石川選手
 「魚津ではタペストリー」

 魚津市教委は市出身のアスリート3人を顕彰するタペストリーを、ありそドーム(北鬼江)に掲示した。昨年の東京五輪で使われた有明体操競技場(東京都江東区)の表彰台やメダルスタンド、メダルトレーなども展示した。

自身のタペストリーを見て「応援を力にしたい」と語る岩井孝義選手(左)=魚津市ありそドームで

自身のタペストリーを見て「応援を力にしたい」と語る岩井孝義選手(左)=魚津市ありそドームで

 3人はリオデジャネイロ・パラリンピックのボッチャ団体銀メダリストで東京パラの同競技銅メダリストの藤井友里子選手(49)、東京パラ車いすバスケットボール男子銀メダリストの岩井孝義選手(25)、プロ野球千葉ロッテマリーンズ投手の石川歩選手(33)。

 タペストリーは縦2メートル、横86センチ。3人のプロフィルや主な戦績を紹介し、競技中の写真も掲載した。表彰台は体操、新体操、トランポリンの各競技の表彰で銀メダリスト用に使われた。自由に乗れる。

 設置の際に会場を通りかかった岩井選手は「応援していただけることがうれしい。応援を力に2年後(のパリ五輪)に挑戦し、いい結果を残したい」と語った。 (松本芳孝)