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東三河、早春の花めぐり(愛知県東三河)

2024年3月19日

 今年の春は早い。春の早さは花の咲き具合が知らせてくれる。ここ愛知県東三河地方は、南は伊良湖岬から北の茶臼山まで、南北に長く、高低差もあることから、同じ地方内でも春の知らせのタイミングがそれぞれ異なるのが面白い。そのため、春を長く感じられるのもこの東三河の特徴だ。

 いつもより1週間くらい春が早いと言われた今年の2月から3月にかけて、東三河の早春の花模様をめぐった。

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 春の花は梅から始まる。東三河には梅の名所が各所にある。里山の桃源郷と呼ぶにふさわしい川売(かおれ)梅の里(新城市)。派手さはないが里山の集落に溶け込んだ梅林が美しい。

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 向山緑地内梅林園(豊橋市)や赤塚山公園(豊川市)の梅も、早くから咲き始め、予定していたまつりの開催前にはきれいに咲き誇っていた。山間部の黒梅(設楽町)も、早くから咲き始めていた。

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 こちらも同じく山間部の里山、尾籠岩山(東栄町)。桃の花とミツマタの競演もいつもより少し早い春が始まったようだ。

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 日本の棚田百選の四谷の千枚田(新城市)も、梅の花が春風景をつくり出していた。この千枚田は、四季折々の表情を見せてくれるが、梅の花もよく似合う。

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 四谷の千枚田の近く、木下しだれ梅園(新城市)の色づきも早春からいい具合。東三河は、梅だけでこれだけの表情を見せてくれる。梅の花めぐりだけでも十分楽しめる。

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 東三河の南部エリアに行くと、早春から早咲きの桜や菜の花の姿が見られる。観光地ではないが住宅地の西古瀬川沿い(豊川市)の河津桜が美しい。新入学生のお子さんとの記念撮影も2月から行われていた。そして、佐奈川堤(豊川市)の菜の花たち。ここは桜とのコラボレーションが有名だが、まずは菜の花がきれいに咲き誇っていた。

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 常春の渥美半島(田原市)では、河津桜と菜の花の競演が2月下旬から見られる。免々田川 菜の花・桜まつりは、鯉のぼりが川の上を泳ぐことでも知られる。桜、菜の花、鯉のぼりの春らしい風景は年々人気を呼んでいる。

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 そして、早春の渥美半島名物が、渥美半島菜の花まつり。早いところでは12月から菜の花は咲き始め、まつり期間中の3月末まで楽しませてくれる。メイン会場の伊良湖菜の花ガーデンでは、河津桜と菜の花の競演も見られる。

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 奥三河に戻ろう。奥三河でも3月になると早咲きの美しい河津桜が見られる。廃線となった電車のトンネルの向こうの長篠にある河津の桜並木(新城市)。トンネル越しの風景も人気を呼び、いち早く春の訪れの知らせが奥三河から届けてくれる。

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取材担当プロフィール

田中三文(たなか みつふみ)

愛知県豊橋市生まれ。
出版社、シンクタンク勤務を経て、現在は一般社団法人ほの国東三河観光ビューローのマーケティングディレクター。旅人総研代表。愛知大学地域政策学部非常勤講師(観光まちづくり論)。
東海地方を中心に、地域を盛り上げる観光事業や集客計画など、手がけてきたプロジェクトは数知れず。生まれ育った愛知県東三河に腰を据え、地元活性のために奔走する。また、旅人総研代表として、講演やフォトラベライター(旅するカメラマンライター)などの個人活動も実施。旅と写真とロックを愛する仕事人で、公私ともに、さすらいの旅人として各地を巡っている。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi