【本文】

  1. トップ
  2. ブログ
  3. From那覇 お気に召すまま 気のむくまま沖縄
  4. 神の島 久高島

旅ブログ

新着!!旅ブログをお届けします!!

ブログ 観光地ブログ

  • 札幌
  • 東京
  • 京都
  • 那覇

旅ブログ 観光地ブログ
From那覇 お気に召すまま 気のむくまま沖縄観光地ブログ

← 前へ 一覧

神の島 久高島

2024年2月22日

南城市知念にある安座真港からフェリーで約25分、高速船で約15分で行ける久高島。沖縄本島から約5.3Km沖にある小さな島です。
海の向こうの神の国「ニライカナイ」から、琉球開闢の神「アマミキヨ」が降り立って国づくりを始めた地として、琉球王国時代から聖地とされ、現在も神事や神話を大切に守っている神の島といわれる島です。

1日6便ある船は予約不要。安座真港には船の利用者用の無料の駐車場もあります。
時刻表は記事の最後に記載しているので参考にしてください。
KIMG1960.JPG

KIMG1961.JPG

久高島は周囲約8Kmのほぼ平坦な島なので、レンタサイクルで手軽に島を回れます。
久高島の港に到着したらすぐに数軒レンタサイクルのショップがあるので、そこで借りることができます。
また、電動自転車や電動トゥクトゥクのレンタルもあります。
無料で地図ももらえるので、準備ができたらさあ出発!
出発前にトイレは済ませ、水分補給のため飲み物は港周辺で購入して持参しましょう。

島は集落から先に行く右周り、浜に沿って行く左周り、どちらからも行けますが、今回は左周りで行きます。
舗装された道から、土の一本道に入って自転車で走ります。少しがたがたするので運転は気を付けて。
見どころには小さい看板が出ているので、自転車を停めて浜に下りてみます。

まずはイシキ浜。五穀の種が入った壺が流れ着いたという五穀発祥伝説の浜。農業発祥の聖地です。

KIMG1909.JPG

KIMG1913.JPG

次はシマーシ浜。ちょうど太陽の光が雲の間からさしこみ、とても神秘的な光景でした。

KIMG1917_02_BURST1001917.JPG

KIMG1918.JPG

さらに北に向かい、道から少し入ったところにあるウパーマ。ここは星砂の浜と言われ、私も星砂をいくつか見つけました。
ただし、久高島の自然物の石、砂、木などは島外への持ち出しは禁止なので、星砂があっても持って帰らず、そのままそっと元に戻しましょう。
KIMG1922.JPG


そして島の一番北にあるカベール岬、ハビャーン。
ここがアマミキヨが降り立ったといわれる聖地です。
国の天然記念物の植物にも囲まれ、ひらけた、とてもきれいな場所です。
KIMG1939.JPG

KIMG1925.JPG

KIMG1927_02_BURST1001927.JPG

島の西側にあるロマンスロード。600m続く海岸沿いの道は快適で、花が咲いていたり、見晴らしの良い東屋もあります。
KIMG1945.JPG

KIMG1946.JPG

沖縄本島が目の前に見えます。
KIMG1948.JPG

KIMG1951_02_BURST1001951.JPG

KIMG1949.JPG

フボー御嶽という最高の聖域とされている場所は、男子禁制。入口から奥は立ち入り禁止で、看板もあるので、立ち入らないようにしましょう。
他にも立ち入り禁止の場所もあるので、看板などを見て指示に従って、島の皆さんが大切にしているものを守るように気を付けてください。

最後に集落へ。昔ながらの静かな集落で、古き良き沖縄を身近に感じることができます。
集落内にはカフェや食事処もあり、宿泊施設もあります。
集落の中は島の方々の生活の場なので、家の敷地内に立ち入ったりしないよう、マナーを守りましょう。
また、ご高齢の方や子どももいるので、自転車はスピードを出さずにゆっくり安全に回りましょう。
島で遊泳ができるのは、集落の近くのメーギ浜だけです。
KIMG1955.JPG

KIMG1954.JPG

島では、あちこちでネコがのんびりひなたぼっこしています。ネコのようにゆっくりした島時間を楽しむのもいいですね。
KIMG1959.JPG

島の滞在時間はどれくらいかかるかというと、さっと見て回るなら1時間半くらいで行けると思いますが、ゆっくり見たり、集落の中も散策するなら3時間くらいはみておいたほうがいいかなと思います。
レンタサイクルの返却時間も考慮して、旅程を考えましょう。集落の中は目印が少なく、迷いやすいので、帰りの船の時間に間に合うように余裕をもって行動するほうがいいですね。
自分たちのペースで回るのもいいですが、地元ガイドの「久高島ガイドツアー」に参加すると、歴史や地域のことをより深く知ることができるので、お勧めです。
1-3時間のコースがあり、詳細や申し込みは下記の久高島公式サイトでご確認ください。

沖縄本島から近い久高島は日帰りでも楽しめますが、泊りで島時間を満喫するというのも、また一味違った魅力を味わえると思います。

久高島公式サイト

久高島へのアクセス
フェリー 片道680円、往復1300円(小人片道340円、往復650円)
高速船 片道770円、往復1480円(小人片道390円、往復750円)

運行時間(フェ:フェリー、高:高速船)
*安座真港発久高島行き
8:00(フェ) 9:30(高) 11:00(フェ) 13:00(高) 15:00(フェ) 17:00(高)
*久高島発安座真港行き
8:30(高) 10:00(フェ) 12:00(高) 14:00(フェ) 16:00(高) 17:30(フェ)
天候不良時など欠航あり。
運行状況はホームページ、または電話で。098-948-7785(7:30-17:30)

●島では入島協力金(300円程度)をお願いしています。港の近くに募金箱が設置されています。
← 前へ 一覧

取材担当プロフィール

田辺 里美

南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。

コメントを投稿


画像の中に見える文字を入力してください。

投稿についての注意事項

  • このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。

ぶらっ人お薦めツアー

旅行会社別ツアー・宿泊

国内ツアー
海外ツアー
国内宿泊

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi