小樽・朝里の浜の棒寿司に大満足
2024年3月25日
40年以上も取材して原稿を書くという仕事をしてきて、なぜか繰り返し失敗することがある。
それはブログなどで撮影しようと思っていた料理を、撮影する前に食べ始めてしまうことだ。
しかも10数年続けてきたこの旅のブログが最終回だというのに、最初に撮影しようと思った料理を半分以上食べてしまってから、その事実に気がついたのだ。
もう一つの料理はこれからオーダーするから大丈夫、ドンマイなどと自分に言い聞かせて料理を食べ続けるのだった。 JR札幌駅から列車で小樽方面に向かって30分程度でJR朝里駅という無人駅に着く。
車であれば札幌都心部から国道5号を通り40〜50分程度走ったところだ。国道5号からは札幌からだと右折して坂道を下りたところにJR朝里駅がある。
その小さな駅舎の向かいにあるのが「浜の寿し処 小樽あさり家」(小樽市朝里4丁目1-1 電話0134-54-0067)だ。
海沿いに建てられた一軒家で、入り口は賑やかに飾られていて存在感たっぷり。この店のウリは何と言っても燻煙棒寿しだ。
数日前に電話した時は9時30分から営業しているということだったので10時にお邪魔した。
TVで何度か紹介された意外な場所で意外なものが食べられる店なので、いつか行ってみたいと思っていた一軒だ。
観光オフシーズンのこの時期は、まだ雪が残っているので、夏はおすすめの自慢のテラスからは海を眺める程度にして、
最初に「燻煙さーもん棒寿し」1300円をオーダー。
酒も頼んでみたら、ここはあくまでもフードだけの提供というストロングスタイル。
女将さんが出してくれたお茶を飲みながら、燻製風味ならではの味に大満足。
しかし撮影していないことに気がつきながら、負けじと次に「燻煙さば棒寿し」1300円をオーダー。
これは確実に写真に収めて一気に食べ、テイクアウト用に「燻煙ほたて棒寿し」1300円をオーダー。
オープンして3年ほどだという大将はもともと札幌で寿司屋を営んでいたそう。
事前予約がおすすめのテイクアウトが多そうな店だ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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