2024年2月23日の小樽堺町通り
2024年2月26日
今日から3連休の人が多そうな2月23日。天皇誕生日の祝日がその初日だ。この時期の北海道は一部の地域を除いてまだまだ雪が多い。特に今年は気温の変化が激しく、降雪量もその週によって大きく変化している。そして昨日から非常に雪が多く、地元民にとってはダメージアップだ。
日本国内の他地域でも見られることだが、札幌はもちろん、北海道内の観光地を訪れる中国人旅行客が非常に目立つ。この雪の多い日も、中国人旅行客の団体、個人が小樽観光を楽しんでいるようだ。小樽運河と並ぶ観光名所の一つ、堺町通り。激しく雪が降り続けるこの日の朝10時に、堺町通りをいきなり歩いてみた。
小樽運河から徒歩5分ほどにある商店街が小樽堺町商店街だ。まるで映画のワンシーンのような歴史を感じさせるレトロな建造物や、モダンな建物が並び、寿司屋、スイーツ店、ガラス製品、オルゴール、みやげ品店など70店以上が営業している。
「小樽に来るなら春がいい!」と呟きながら吹雪の堺町通りに入り、最初に1階、2階にカウンターがある親しみやすい寿司屋「おたる巽鮨」の横を通り、
その向かいの、北海道在住作家の手による木工クラフトやアクセサリーを販売する「Fine Craft」、
小樽名物店とも言えそうな「小樽オルゴール堂」や「北一硝子」、「北一ヴェネツィア美術館」、ドゥーブルフロマージュで有名になった「小樽洋菓子舗ルタオ」などが並ぶ。
そして初めて見たのが「奥野株式会社」。意外な骨董品や雑貨を販売する超レトロムードたっぷりの生活道具店。
もともと明治期にオープンした金物屋「奥野商店」の店舗跡をそのまま利用したもの。最後は近くの「キャビンかま栄」のかま栄カフェで「えびカツバーガー」400円をテイクアウト。
あまりにものボリュームとえび丸天、和風タルタルソース味に大満足。もちろんビールも飲んで、結局、最後は食べるのかよ、という意見もありながら吹雪の中の散策を終了した。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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