私は、「限定」という言葉に非常に弱い人間です。

今回は、まさにそんな超「期間限定」な美しさを見せてくれる場所へご案内しましょう。

 

第4代伊達政依公が開いた「北山五山」のひとつ、資福寺です。

別名「あじさい寺」としても知られ、この時期は多くの人が訪れる人気スポットなのです。

 

ちなみに、「北山五山」とは、仙台城を囲む５つの鬼門を守るほか、

奥州街道や根白石街道の関門となって仙台城下町の北の守りともされました。

 

ご覧のように、紫陽花が咲き乱れ、とても美しいのです。

私は、花の中でも特に紫陽花とハナアオイ、蓮が好きなので、梅雨時期では

ありますが、この季節のお出かけはとても楽しいのです。

仙台あたりでは、まだまだ道端にたくさんの花がありますから。

 

 

紫陽花の花が期間限定なのはもちろんなのですが、

資福寺では、さらに貴重な「期間限定」な場所があります。

それが、境内にあるお休み処。

御抹茶をいただくことができるのですが、ここは１年のうち、３週間だけオープンする茶屋なのです。

今年は、７月１５日までで、午前９時半ごろから、午後４時ころまで開いているそうですよ。

 

 

 

 

 

３００円で、

お菓子と御抹茶をいただく

ことができます。

 

 

この風流な景色！

これを贅沢といわずして

何と言いましょうか。

 

 

境内には、あの二宮金次郎の石像がありました。

そういえば、昔はどこの小学校にもあったような気がします。

和尚に、なぜ資福寺に二宮金次郎なのかを伺ったところ、

先々代が住職であると同時に、教師でもあったこと。

そして、二宮金次郎という人物が、仏教的にも、人間的にも大いに

尊敬すべき人物であるからだろう、とのことでした。

直接関係はないけれど、日本人の美徳でもある「勤勉さ」を

思い出させてくれるいいきっかけになりました。

 

 

 

 

あじさい以外にも、

美しい日本庭園の

趣を楽しむことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

見事な竹林。

これぞニッポン。

 

とても落ち着きますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鐘をつくこともできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幼き日に、

 

 

除夜の鐘をつくため

 

 

寒空の下に並んだことを

 

 

ふっと思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場へと続く裏門。

「雨良門」とは、粋ですな。

 

 

さてさて。

資福寺であじさいを楽しんだら、ちょっと足を延ばして、

北山の住宅街にあるケーキ店「里菜」へ。

 

 

 

 

 

 

ここは、

 

 

甘さ控えめ、

 

 

自然素材にこだわった

 

 

美味しいケーキを

 

 

味わうことができます。

 

 

イートインも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お店の看板メニュー

「キャラメルロール」。

焦がしたカラメルが

大人向け。

甘くなくて、

本当に美味しい！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子の食した

 

 

「チョコロール」。

 

 

「いやー。まじうめえ」とは

 

 

息子談。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは、

季節のタルト。

マンゴーをいただきました。

これが筆舌に

尽くしがたい美味！

あ、まわりの

美味しいマンゴー、

ほとんど息子に

食われてしまいました（泣）。

 

 

 

資福寺の旅、いかがでしたか？

もし、今年間に合わないようだったら、ぜひ来年にでも！

かなりのお勧めスポットです！！