ジャンル・エリア : 歴史 | 自然 | 花 | 近畿 2018年06月07日
野洲市辻町の弥生の森歴史公園で5日、古代のハス「大賀ハス」が1輪開花した。例年より1週間程度早く、今月下旬には最盛期を迎えるという。
大賀ハスは、千葉市の遺跡で発見された2000年以上前の種子を基に、ハスの権威、大賀一郎理学博士(故人)がよみがえらせた。同園は1988年のオープン時から、竪穴住居前の栽培地で育てている。
ピンク色の鮮やかな花びらが特徴的。園の担当者は「これから徐々に花が増えていく。午後には花弁が閉じるので、見るなら午前中に」と話す。入園無料。(問)同園=077(587)4410
(平井剛)