ジャンル・エリア : テーマパーク | 富山 | 展示 | 花 2021年08月03日
原種系チューリップを標本風に紹介した「押し花展―伝説のチューリップ」が砺波市のチューリップ四季彩館で開かれている。
同市高道、押し花講師東昌子さん(62)が作った14点を展示。17世紀から19世紀初めに作り出された園芸品種の祖先で「伝説のチューリップ」とされる紫色のデュックバントールバイオレットをはじめ、中央アジア原産の野生種などがある。
花だけでなく葉や厚みのある球根も使った珍しい押し花。東さんは「花や葉、球根を分解して押したが、自然に見えて花の特徴が分かるよう再構成して仕上げた」と、各品種の解説を見ながらの観賞を促す。
22日まで。期間中無休。入館料は高校生・一般310円、小中生160円、65歳以上250円。(松村裕子)