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【富山】御車山祭 昭和の風景 高岡の会館でポスター展

ジャンル・エリア : まつり | 富山 | 展示  2022年06月21日

高岡御車山祭の昔懐かしいポスターが並ぶ展示=高岡市の高岡御車山会館で

高岡御車山祭の昔懐かしいポスターが並ぶ展示=高岡市の高岡御車山会館で

 高岡市の高岡御車山会館は高岡御車山祭の雰囲気を古いポスターで紹介する特別展示「御車山祭ポスター~1970年代から80年代を中心に~」を開いている。前期は10月31日まで。後期は展示を入れ替えて11月9日~来年3月31日まで開催する。

 前期で展示しているのは1973~79年までのポスター5点。国鉄が個人旅行者や女性旅行者の増加を目的に全国展開した観光キャンペーン「ディスカバー・ジャパン 美しい日本と私」として印刷されたポスターなどが並ぶ。

 現在、同会館内で公開している通町の御車山の写真を使ったポスターもある。ポスターを所蔵する通町御車山委員会が協力した。

 同会館の青島恒巳(つねみ)館長は「それぞれの時代の御車山の雰囲気がよく出ている」と話す。

 今年の高岡御車山祭は、雨天で5月1日の御車山の奉曳(ぶえい)や勢揃(せいぞろい)式は中止になったが、宵祭(よいまつり)の4月30日と5月1日を無料開放した同会館の入館者数は2日間で1万229人と多かった。祭り中止で入館料を割引した昨年の同じ2日間の入館者数917人の10倍以上だった。青島館長は「天候が良かった宵祭の人出が多かった。奉曳と勢揃式は雨天中止にはなったが、3年ぶりの祭りを待っておられた人が多かったのだと思う」と話した。(武田寛史)