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台北 新時代への情熱実感

2011年01月13日

 「お昼にレストランにきてほしい」。数年ぶりに訪ねた台北。旧友に誘われ出掛けると、20人を超える人々が席を埋めていた。

 5年ほど前の台北駐在時代などにラジオの対談番組に何度か引っ張り出されたことがあり、旧友は番組のアンカーだった。私が台湾に来ていることをラジオで話し、会食者を募ったようだ。

 ほとんどの出席者は初対面。ところが、ラジオで話したことを覚えていてくれたり、私の体調不良を気遣って「早く良くなって」と健康食品や漢方の本などを「みやげ」にくれる人が何人もおり、非常に感動した。

 とかく「忘れっぽい」とか「熱しやすく、冷めやすい」といわれる台湾人。だが、約2時間の食事会を通じ、自分たちの手で“新しい台湾”を築こうとする情熱は変わっていないことを実感した。

 台湾は2012年の総統選挙に向け、これから政治の季節が続く。どんな新時代になるのか-。楽しみだ。 (佐々木理臣)

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