ジャンル・エリア : 富山 | 展示 | 工芸品 2018年10月15日
県内の優れた工業製品を紹介する「富山プロダクツ2018展」が、富山市新総曲輪のセレクトショップ「ディアンドデパートメント・トヤマ」で開かれている。デザインや機能に工夫が凝らされた19社による30点が楽しめる。入場無料。
駒井漆器製作所(高岡市)の「鍛木(たんもく)皿」は、漆を塗った木皿を金づちでたたき、独特な風合いの模様を表面に出現させた製品。たたきの加工を担ったのは仏具製造のシマタニ昇龍工房(同市)で、漆器と鍛金という2つの伝統工芸を組み合わせた新たな商品という。
このほか、廃材で作った炭で脱臭、調湿性能を持たせたブーツキーパーや、ホイッスルとお守りの機能を両立した木製品など、ユニークな製品が並ぶ。
県総合デザインセンター(高岡市)とセレクトショップの共催。展示品は50点の応募から選んだ。会期中無休。12月9日まで。
(問)ディアンドデパートメント・トヤマ076(471)7791 (山本真士)