2010年11月21日
米国人の大好きなアメフットのシーズンがやってきた。人気のプロや大学の試合だけでなく、近所でも子どもたちのフットボールリーグが開幕。息子が参加しているので散歩がてらに観戦に行くと、熱を帯びているのはフットボールだけではない。子どもチアガールたちの指導だ。
小学生低学年の女の子たちはおそろいのユニホームを着て、コーチのお手本をまねながら、きびきびと応援ポーズを繰り出す。試合が行われているコートに背を向け、練習に熱中するのだ。
華やかなチアガールはプロの試合でも注目の的。高校生レベルでは床体操並みの技も加わり一層派手になるが、この年齢から基礎を仕込んでいるとは。
「ウーマンリブ」発祥の国なのに、国民的スポーツはしっかりと「男らしさ」「女らしさ」を子どものうちから植え付ける矛盾。ま、日本の伝統スポーツ、大相撲でも、土俵に女性を上げる上げないで問題になったか。 (阿部伸哉)