ジャンル・エリア : まちおこし | まつり | イベント | グルメ | 岐阜 | 文化 2018年09月14日
恵那市のグルメや文化を発信する「ENA(えな)みのじのみのり祭」が22、23の両日、恵那駅前通りと周辺で開かれる。今年は30周年の節目を記念して名物の焼きマツタケを無料で配布し、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の出演者を招いたトークショーを開く。
恵那青年会議所や恵那商工会議所、市、市観光協会などでつくる実行委員会の主催。マツタケをパックで販売し、買い求めた人たちが炭火を敷き詰めたU字溝で焼いて味わう「秋の味覚焼き」が名物として親しまれてきたが、今年は30年分の感謝を示そうと1000食を炭火で焼いた上で23日午前10時から駅前の東銀座通りで配る。
トークショーは23日午後2時半から、バロー恵那店前の特設ステージで。ドラマでヒロイン楡野鈴愛(にれのすずめ)の同級生、木田原菜生役で出演した奈緒さんと、鈴愛の弟の草太を演じた上村海成さんを招く。
ドラマで郷土料理の五平餅が登場して人気が高まったことから、恵那、中津川、可児の各市の店舗や施設の11組が出店する「五平ロード」を23日に催す。地元食材を使った料理を販売して人気ランキングを決める「まんぷく番付」(23日)や、市内各地の踊りと太鼓を披露する郷土芸能道行(22日)、市内の団体や企業による創作御輿(みこし)競演(同)など恒例の企画もある。
実行委員長の西山陽祐さん(38)は「マツタケとともに地元のグルメを堪能してもらい、盛り上がる祭りにしたい」と話している。
当日は会場周辺で車両の通行が規制される。(問)恵那商議所内の実行委=0573(26)1211
(吉岡雅幸)