ジャンル・エリア : 展示 | 芸術 | 静岡 2020年01月14日
さまざまな技法で版画を表現した県西部版画倶楽部(くらぶ)による作品展が13日、浜松市中区のクリエート浜松で始まった。市内を中心に30~80代の版画作家や愛好家47人が、近作92点を出品している。19日まで。
木版画や銅版画のほか、ゴム版で赤や青、黄色とカラフルに油絵で色づけした後に塗料を塗ってつやを出した抽象画や、絹などの生地の上から絵の具を流し込む「シルクスクリーン」で天竜浜名湖線の原谷駅をノスタルジックに表現した作品などが並ぶ。世話人の県版画協会理事の小杉康雄さん(同市南区)は「会派の枠を超えた多種多様な表現技法が楽しめる」と来場を呼び掛ける。
(篠塚辰徳)