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【静岡】島田の諏訪原城 あす「御城印」発売

ジャンル・エリア : | 歴史 | 静岡  2020年01月10日

11日から諏訪原城跡で販売を始める御城印やクリアファイル、缶バッジを手にする市職員=島田市で

11日から諏訪原城跡で販売を始める御城印やクリアファイル、缶バッジを手にする市職員=島田市で

 島田市は11日、諏訪原城の「御城印(ごじょういん)」を国史跡・諏訪原城跡(同市菊川)などで発売する。城跡にはこれまでお土産と呼べるグッズがなかった。御城印は全国の城マニアに人気が高く、市は「初の土産品」として売り込みを図る。

 御城印は近年、神社の「御朱印」のように一般的になっている。各地の城を巡り、御城印を収集するマニアも多く、県内では浜松城や駿府(すんぷ)城、掛川城などでも製作している。

 デザインは諏訪原城を治めた3人の武将に由来する。城は1573年、武田勝頼が西部侵攻への足掛かりのために築いたが、2年後の長篠の戦いで織田・徳川連合軍に敗れ、徳川の所領となった。その後今川氏真の手に渡った。御城印には武田、徳川、今川の家紋が縦に並ぶ。

 城跡は周辺の道路拡幅工事で発掘され、長く木々に覆われていた。武田流築城の特徴である「三日月状の堀」が見つかるなど、次第に戦国期の山城としての価値が見直され、2017年には日本城郭協会が指定する「続日本百名城」に選ばれた。

 島田市は昨年12月21、22の両日にあった城郭の全国イベント「お城EXPO」に試験的に御城印などを出展した。用意した400枚の御城印はわずか3時間で完売。予備として持参した500枚も急きょ並べたが、すぐに売り切れた。一緒に作った缶バッジやクリアファイルの15倍の売り上げがあった。

 市の担当者は「御城印の効果は絶大。観光客増に大きな期待が持てる。収益を遺跡の保全や、さらなるグッズ展開にも結び付けたい」と話す。

 城跡入り口付近のビジターセンターと市博物館で販売する。各種300円(税込み)。缶バッジとクリアファイルも同時発売する。(問)市文化資源活用課=0547(36)7381

(大橋貴史)

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