ジャンル・エリア : 三重 | 自然 | 花 2022年10月05日
色とりどりのコスモスが鈴鹿市甲斐町の田んぼで咲きだし、秋を彩っている。
農村を花で演出しようと、住民でつくる水郷(みずさと)会が7月下旬、夜夫多(やぶた)神社近くの4カ所の水田計1ヘクタールに種をまいた。
今月2日には目印ののぼり旗を立て、延長約300メートルの「コスモス迷路」も造った。
秋の夕日に照らされた鈴鹿山脈とコスモスとの対比がきれいで、最盛期には多くの見物客や写真愛好家が訪れるという。
会代表の勝田早一代表(73)は「今年は雨が多かったので、開花は1週間ほど遅め」と話す。満開は今月下旬を見込んでおり、花を自由に摘んでもらうことも検討する。
会は農林水産省の交付金を活用して活動し、コスモス栽培のほか農道沿いの計約7キロにヒガンバナも植えている。
(酒井直樹)