ジャンル・エリア : 三重 | 自然 | 花 2022年10月25日
四日市市の南部丘陵公園で、市民ボランティアが育てるバラ約100種類、550株が見ごろを迎えた。11月中旬ごろまで楽しめそう。
園内では、白やオレンジのほか、深紅の「ベルサイユのばら」、濃桃の「王妃アントワネット」など情熱的な色合いの品種が目を引く。
ボランティアの指導を務める谷口春孝さん(93)=四日市市笹川=によると、秋のバラは春よりも形が引き締まり、色が濃く香りも強い。今年は夏に雨が多く生育に不安があったが、例年並みの出来だという。
ボランティアは1994年から活動し、週に1回、芽かきや消毒などの手入れを続けている。21日には来園者が観賞しやすいようにと、約20人が花壇の雑草取りに精を出していた。
谷口さんは「秋空に映える色鮮やかなバラをじっくり眺めてみて」と来園を呼びかけた。
(篠崎美香)